日本政府と私。

職場では繁忙期が終わり、私も少しずつ目の前の仕事から、勉強を兼ねた仕事へも、再び手を伸ばしつつあります。
あと数ヶ月もすれば、私は職場の誰よりもその分野に強くなる！
日々過ぎていく時の流れを楽しむには、それなりの努力は必要であります。

しかるに私のプライベートに関しては、その手のことがまだ何もないのであります。
過ぎ行く時間はそのまま人生の浪費となり、吹き荒れる風雨をやり過ごすために部屋に閉じこもったら、その分だけ私は老いてゆくのであります。
土砂降りの雨の中でも、私は何かを手に入れるために、街に出て行きたい心境なのであります。
伝わりますでしょうか、私のそんな気持ち。

というわけで、今日は早めに軽くジョギングを済ませ、風呂と夕食を済ませた後、夜の地元の繁華街を見て回りました。
というものの、暑くて汗をかきすぎて、またシャワー浴びなきゃいけないなとか、そういうことばかり考えておりました。
そんな中でも思ったことは、風俗業は若い人がカネを持っていなかったり、ネットで気軽に無料動画を見れたりするので、苦労しているだろうなということであります。
またお店は飲食店が多すぎますね。
もっと面白い遊びが生まれれば良いのにと思うのでありますよ。
もうボーリングやカラオケみたいな革新的な遊びは生まれないのでありましょうかね？
生まれたにしても、すぐ真似されてしまうのも問題だと思います。
その結果、今やボーリングはただの不動産業と化しておりますし、カラオケは飲食業でありますしね。
今日は特に何も得る事もなく、家に帰ってしまいました。
明日は銀座にちょっとした用事を作りました。
ただ、あまり利害関係がないので、今日の夜の徘徊のようなことになるかもしれません。
何度かエンジンキーを回してもエンジンがかからない、私は今そんな状態にあるのであります。


＜菅首相＞日銀総裁と週明けにも会談　経済情勢で意見交換

8月17日13時5分配信 毎日新聞

　菅直人首相と日銀の白川方明総裁は週明けにも会談する方向で調整に入った。一時は１ドル＝８４円台にまで進んだ円高・ドル安への対応策や経済情勢などについて意見交換する。
　菅首相と白川総裁との会談は６月２１日以来、２度目。両者は３カ月ごとに定期的に会談することで一致していたが、国内総生産（ＧＤＰ）成長率の鈍化や円の急伸などを受け、前倒しすることにした。外国為替市場での円買いの動きをけん制する狙いもあるとみられる。景気の先行きへの懸念を強める政府側が、日銀に対し一層の金融緩和を促す可能性もある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100817-00000041-mai-bus_all

私が思うに、菅総理も日銀も、マーケットから完全に舐められているとしか思えないのであります。
もう多くの人が勘付いておりますが、ドル買いしようが、追加経済対策を打とうが、そんなことではわが国の経済は立ち直らないということであります。
デフレが続くからであります。

デフレとはすなわち、不景気であることの方が、儲かる連中が多いということであります。
高齢者はデフレ大歓迎でありますよ。
消費税増税しろと声高に叫ぶのは、ほとんどが日本を支配する団塊世代であります。
定額の年金生活となれば、デフレこそが実質収入増の手段でありますからね。
デフレを克服するには、日銀が国債を買取・償却するしかないのであります。
これが政府や日銀に出来ますかね。
出来るわけがない。

株価にしても、バブル崩壊から20年経ちますが、未だに下落トレンドにあります。
今まで売り崩しに大量の株を消費してきた連中は、カモと見込んでいた個人投資家が株を投げてくれない中で、株価上昇を受け入れることなど出来ません。
下落トレンドが長引いたことで、下落に賭けた投資家の数が多くなりすぎて、もはや売りに賭けた連中を敗北させることが出来なくなっているであります。
政府や日銀に、売り方の敗北を告げることが出来るのでありましょうか。
無理でしょうね。

全ては彼らの支持基盤だからであります。
民主党だからではありません。
自民党に戻っても同じ事であります。
人口に占める割合や、供出する政治資金の額が大きいために、どんな政権になっても彼らは強い影響力を持ち続けるのであります。

私の目の前には絶望があります。
デフレはあと20年は続くでしょうし、株価の下落は誰かが大きく損を出すまで続くでありましょう。
グローバル景気が回復局面にある今、一体誰が株を損切りするというのですか。
こちらも後20年は続くように思いますね。

このような状況の中で、菅内閣や日銀はどんな覚悟を持って仕事に望んでいるのか。
どうせ・・・と、マーケットから鼻で笑われているようにしか、私には見えないのであります。
ま、いい年してブラブラしている私の駄目っぷりと、良い勝負かも知れませんね（笑）