2009年9月13日日曜日

資本主義と共産主義の分岐点 ~ 経団連への提言!

始めに申し上げますと、私は今の労働者を使い捨てる派遣法には反対でございますので、次のニュースには賛同しています。

派遣法改正、臨時国会で=福島社民党首が表明

9月13日19時48分配信 時事通信

 社民党の福島瑞穂党首は13日、大阪市で開かれた労働組合の大会であいさつし、民主、社民、国民新3党の連立政権合意に盛り込んだ労働者派遣法の抜本改正について「3党で力を合わせ、できれば臨時国会で実現したい」と述べ、10月に召集される見通しの臨時国会に改正案を再提出し、成立を目指す考えを示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090913-00000066-jij-pol

昨日の朝日新聞の土曜版に、新党日本の田中康夫氏が掲げるベーシックインカムについて紹介されておりました。
例えば所得税45%と引き換えに、毎月無条件で8万円を給付するとしたら、皆さんは賛成しますか?
子供手当てもベーシックインカムということで紹介されておりましたが、これは子育てと言う労力を伴うものなので、私はベーシックインカムとは思いませんし、制度にも大賛成であります。
しかしながらベーシックインカムというものには、私は大反対なのでありますよ。
これなんて共産主義への第一歩だと思うのであります。
いくら真面目に働いてもそれほど差がつかないなら、真面目に働く気はしなくなるのであります。
やりがいとか社会貢献とかほざいても、所詮人間は楽な方に流れるのであります。
日本社会を駄目にする第一歩であります。
行き着く先の共産主義が、生命の保障と思想・発言の自由を破壊することは、社会的な実験により証明されております。

しかしながらベーシックインカムなどという馬鹿げた考えが記事になる今の社会にも、大きな問題がございます。
真面目に働いても豊かになれない、過剰な能力が求められる社会というのは、行き過ぎた資本主義であり、その崩壊の危機が迫っていると私は考えます。

経団連への提言であります。
資本主義社会を守るためにも、自らを再度律して、1億総中流社会の復活を目指して欲しいものであります!

0 件のコメント:

コメントを投稿