2010年2月22日月曜日

上司の話

最近こんなことを言われ、私は思い出したことがあります。

>ネットの世界で直ぐに馬鹿なのがばれる奴って
>実社会では使い物にならんだろうな

実は私、実社会でも同じことを言われたことがあるのです!(#^.^#)。

以前勤めた職場で、入社半年で職場の同僚から会議の場で一斉に「この人は使えません!」と上司に訴えられてしまったのです…。
試用期間も終わり正社員になり、これから担当エリアを頑張るぞ!と張り切っていた矢先でしたので、もうびっくり仰天でありました。
同僚の意見を上司が聞き入れて、担当エリアをはずされる私。
職場の事務方の女の子からも、冷ややかな扱いを受けるようになりました。
でも上司はよく出来た人でありました。
「お前らが使えないなら、俺が使ってやるか」と言う感じで、上司(当事部長)の仕事のお手伝いや、事務方の女の子と一緒に仕事をすることになったのであります。
つまりいわゆる雑用の仕事を任されたのですが、これが逆に良かった。
担当エリアのことしか考えない人と違って、職場のあらゆる情報を見聞きすることになったからであります。
数ヶ月して職場の全体像が見えるようになったのであります。
その上司はその職場では横滑りの新参者でしたので、味方を一人でも多く増やしたいという思惑があったように思いますが、昼食を頻繁に誘ってくれたりと、私をずいぶんとかわいがってくれたのであります。
結局その上司は1年ほど後に職場内のクーデターで追放されてしまいましたが、私の職歴の中では、唯一上司に仕事を教わったなぁと思える時期でありました。
ほんの1年程度の期間でありましたが、私は良い出会いをしたなと思うのでありますよ。
ま、そういう良い経験もあるので、私はこの程度の悪口は笑って見ているのであります(笑)

ちなみにその上司が追放されたとき、エコヒイキされていた私の立場は危ういものでありました。
新しい上司も前と違って、私とは相性が悪そうなタイプでありました。
ただその時にはすでに仕事ぶりは職場では認められていたようで、雑用を通して皆が嫌がる仕事や投げ出した仕事をこなしていったおかげで、確固たるポジションもキープしていたのであります。
その後、かつて私を「使えない」と嘲笑った方々は、狭い自分の担当業務のことしかやらず、新しい上司によって「使えない」とリストラされていったのであります。
実話であります。

その後会社は傾きまして、私はその職場を辞め、新しい上司も退職したと言ううわさを風の便りに聞きました。
私はずいぶんと職を転々としてきましたので、職場の人間関係は永遠ではないことを良く知っております。
せっかくの出会いであります。
まさに一期一会であります。
私は私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/ )の皆さんには、2ちゃんねるの掲示板に書かれているような悪意を身に着けずに、まっすぐな気持ちで仕事に励んでいただきたいと思うのでありますよ。
良い出会いは、真っ直ぐな姿勢が呼び込むものでありますよ(笑)

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