2010年5月10日月曜日

私の注目銘柄「2402 アマナHD」への提言! ~ 第一四半期決算発表について!

私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/ )代表取締役・進藤博信社長、今夜はあなたと語りたい…。

22年12月期第1四半期
売上高   2,978百万円(△10.2%)
営業利益   184百万円(△20.7%)
経常利益    172百万円(△19.9%)
四半期純利益 112百万円(46.2%)

http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20100510/68mo4c/140120100430091676.pdf

止まらない売り上げの減少!
私が最も懸念している事態に、陥り始めているようでありますね。
私はリストラをした企業で、売上が最盛期の数字を超えた企業は見たことがない!と常々申し上げております。
アマナHDとて例外ではないだろうと、私は心配しておりました。
つまりこれから先予想されることは、更なる売上の減少と再度のリストラであります。
再度のリストラは、あってはならないことでありますが、このまま行けば間違いなく私の予想は当たると思います。
阿鼻叫喚の事態に恐らくなると思いますし、せっかく育てた優秀な人材も、これから数年後には無能呼ばわりして追い出すことになるでしょう。
私は前もって言っておきます。
無能なのは追放される社員ではなく、追放する側に回る保身に長けた人間たちであります。

優秀な占い師というのは、自身の経験から相談者の未来を予想しアドバイスするのであります。
何のミステリーもないわけであります。
これはただの物理的な未来予想なのであります。

私からのアドバイスであります。
アマナHDがこれからやらねばならないことは、2点あります。

「一度振り落とされた馬に再度乗るときは、恐れずにすぐに乗りなおせ!」
来期の売り上げ目標を160億円に出来るくらい、人員を急回復させることであります。
リストラ後の従業員は、いっぱいいっぱいであります。
売り上げ増に取り組む余裕は、「絶対」にありません!
現状維持すら9割程度しか達成できないと考えるのが、常識的であります。
まずは彼らのルーティンワークを3割削ってやるつもりで、人員の補充をすべきであります。
そして特に入社3年目から5年目辺りの社員に、自由に動けるだけの予算と時間を作ってあげることです。
この期間は神がかり的な発想が生まれる、黄金期間であります。
保身に走りたがる6年目以降の従業員には、新人教育をさせるのがベストです。
間違っても、この逆をやってはいけません。
そして以前も提案いたしましたね。
規模のメリットを生かせる仕組みを、最低限、人件費の部分に関しては急いで構築して欲しいのであります。
人件費が以前と同じように膨れ上がらない仕組みを、作る必要があるのです。

やらなければならないことの2つ目。
それは更なる改革であります。

アマナ、アマナイメージズ、アマナインタラクティブの3社について、私の思うところを提案したいと思います。

まずアマナ(http://amana.jp/#/amana )についてですが、アマナイメージズの撮影サービス(http://amanaimages.com/satsuei/ )は、アマナの管轄に出来ないものでしょうか?
現状では、アマナHDの撮影力(ブランド力)が分散されてしまっている印象を受けます。
デジタルロッカー(http://amana.jp/#/service/communication_tool/degital_locker )を日本中の企業と、そして日本中のフォトグラファーとつないでもらいたいのであります!

次にアマナイメージズ(http://amanaimages.com/indexTop.aspx )についてです。
大変厳しい経営環境にあると思っています。
売上は、数年後には年間売上高20億円程度に向かって突き進んでいくでしょう。
生き残るためには、社会的なフローの中抜きに、手をつけざるを得ないと思います。
すなわち、マイクロストックに流れた客の仕事を、所属するクリエイターの協力を仰いで、アマナイメージズ自らが手がける仕組みを作るべきと、私は提案したいのであります。
これ以上は言いませんが、ストックフォトとエンドユーザーを1段近づける改革に手をつけるべきであります!

最後はアマナインタラクティブ(http://amanainteractive.jp/ )についてです。
業績は好調のようでありますので、次のステップを目指してもらいたいのであります。
現在は1社につき、1つの仕事を提供しております。
これを、1つの仕事を数社に提供できるような商品の開発に、挑戦してもらいたいのであります。
アマナHDが大企業になれるかどうかは、ここにかかってくると思うのであります。
大企業の多くは、何らかの税金の流れる仕事を手にしております。
これはその大企業が、いくつもの組織に通用する魅力的な商品を開発したからであります。
ワンソースマルチユースを、本当の意味で成し遂げる企業になってもらいたいのであります。

以上が、私の提言であります!
アマナHDが売上増という「奇跡」を起こしてくれることを期待します(笑)
つまりそのくらい、私は現状について危機意識を持っております。

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