2009年6月14日日曜日

日本政府への提言! ~ 景気回復と業績回復を混同するな!

日銀、景気認識を上方修正か…15日から金融政策決定会合

6月13日19時37分配信 読売新聞

 日本銀行は15日から2日間、金融政策決定会合を開く。輸出環境が改善し、一部企業で増産の動きが出ていることなどから、景気の現状認識を上方修正する方向で議論が行われる見通しだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090613-00000751-yom-bus_all

金融危機前の「実感なき景気回復」なんて言葉は、言葉の使い方を知らぬ者の言うことであります。
バブル崩壊以降、一度たりとも景気は回復してないことを、日本政府は正直に認めるべきであります。
景気とは、実感の伴ったものでなければ、景気とは言いませぬ!

今の株価上昇は、景気回復期待ではなく、業績回復期待で上昇していることは、誰の目にも明らかなのであります。
業績とは常に前年度との比較でしかなく、前年度の業績が悪ければ悪いほど、今年度の業績は、比較すれば良くなるのであります。
今の株価上昇は、企業が昨年度に一気に特別損失を計上したために、今年度はそれがなるのでその分だけ業績が良くなるというだけの話であります!

景気対策は、庶民の口から消費税増税しようとか、国家財政を立て直そうとか言い出すようになるまでは、止めることなく連続して行うべきであります。
マスコミを使って増税や財政再建の気運を作ろうとしているうちは、景気など回復するはずはないのであります。
バブル崩壊から日本はもう20年になろうとしています。
いい加減、景気対策に手をつけましょうよ!

つまりですよ、まったく景気対策が足りないということ。
日経平均株価でいえば、4万円を越えてくるくらい上昇しないと、庶民にまでは景気の実感などやってきませんよ・・・(笑)

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