2009年4月20日月曜日

10万円を自由に使えるとしたら、皆さんは何に使いますか? ~ 一晩、豪遊もありです!

世の中の大抵の大人は、10万円くらいは自由に使えるお金として、持っておいでです。
その10万円を自由に使うとしたら、皆さんは何に使いますか?
世知辛い世の中ですから、時には10万円くらい、パーと一晩で使ってみたいと夢想することもあるでしょう。
それで人生の何かが吹っ切れて、新しい道が切り開けるのなら、そんな面白い使い方はないと思いますよ。
10万円あれば、銀座で飲んだり、ぼったくりにあったりしなければ、ま、大抵の人は、夢にまで見た一夜を過ごせることは、まず間違いありません。
10万円という金額、実は人生を代える事の出来る金額でもあるのです!

私は「!!! これが私の毎月3万円の株式投資だ ~ 日本株買います!毎月、配当・優待が増えていく喜び !!!」と題して、今日一つ日記を書きました。
そろそろ投資金額が10万円に到達しそうであります。
こんな使い方もあるのだということを、ちょっと知ってもらえたらと思うのでありますよ。

人間と言うものは面白いもので、どんな苦境でもエンターテイメントとして楽しむ癖を持っております。
私は知っているのであります。
格差社会や貧困層というネガティブな状況も、マスコミの報道を見るときは、実はエンターテイメントとして皆さんが見ているということを。
どんなに苦境にあっても、格差社会に怒り爆発!世の中をぶっ壊す!革命だ!なんて方は、ほとんどいらっしゃらないということを、私は知っています。
このエンターテイメント性が悪い方向に流れると、「戦争」という自らの生命を立つこととなる「悲劇」へ向かうこととなります。
痛すぎる、苦しすぎるから、善意のある方がいたら自分を殺してくれ、などという肉体的苦痛や、死ぬまで自分の人生を否定し続ける精神的苦痛を、国民のほとんどの方が体験することとなるのであります。
しかし良い方向に向かうならば、不況を脱し、日本の社会の奇跡的な繁栄を享受することが出来るようにもなるのであります。
例えば、24時間戦えますか?などというキャッチコピーにのって、年配の方々が働き続けた結果、日本は世界第二の経済大国となっているのであります。
国連に加盟する世界192カ国中、資源のない島国の日本が、世界第2位の経済大国なのですよ。
これを奇跡と言わずして、何と言いましょうや?
我々日本人は、実は第二次世界大戦に参加して悲劇を味わうこととなった、人間の持つエンターテイメント性を、平和と繁栄にうまく利用することが出来たのであります。

真の物事の成否は、一つの流れが終わったときに、今までの流れの本質を掴んでいるかどうかにかかっているのではないでしょうか。
日本経済は、1990年代のバブル崩壊を持って、一つの流れが終わりました。
あらゆる物事は永遠に続くことはないのです。
しかしながら、今までの成功の本質をしっかりと掴んでいるならば、新しい流れが訪れても、再び成功を掴むことが出来ます。
私は我々日本人が、人間の持つエンターテイメント性を利用して、再び世界において成功をつかむことを願って止まないのであります。

私は今の日本社会が抱える最大の問題は、国民一人一人が感じている「浮遊感」にあると思っております。
つまり、自分自身がどこに繋がっているのかわからず、自分自身の無力さを感じていることが、日本社会の最大の問題点だと考えているのであります。
社会は高度化し、身の周りの物もハイテク機器ばかりであります。
自分自身の存在は世の中に何の影響も与えられず、どんな仕組みで動いているかさえわからないものに、自分自身の生活が支配されているのであります。
私は日本人が世の中の物事と、一つ一つ自分自身を繋げていくことが、日本の活力を取り戻す最大の近道であると考えているのであります。
自分自身の存在が日本社会の一部分として存在し、自分が頑張ることで世の中が良くなり、自分自身の生活、そして人生も豊かになっていく。
こんな正のスパイラルに、再びおちいりたいものであります(笑)

私は「株式投資」というものが、日本の活力を取り戻す一つの方法であると考えております。
「株式投資」をすると言うことは、企業の所有者になるということであります。
企業活動の成否が、そのまま自分自身の資産に影響を与えてくるのであります。
つまり、自分自身が日本社会と、きつく結ばれる行為なのであります。
昨今は株価の変動が大きいので、ギャンブル的な要素ばかりがクローズアップされておりますが、実は株式投資の魅力はそういうことじゃない!
株価の変動など気にしなくても、十分に楽しめるものなのであります。
例えば、私のポートフォリオで見てみると、こんな感じであります。
以下すべて、今後の私の人生に何らかの影響を与える事柄であります。
公表している投資金額はまだ小額ですので、その影響は小さいとは言えますけどね(笑)

2402 アマナホールディングス (http://amana.jp/)

日本有数の写真家集団によって作られた企業グループ。広告のための写真撮影からスタートし、デジタル写真の販売(日本最大規模)、CGを使ったビジュアル制作、そのセンスを生かしたウェブ、TV-CM制作と事業を拡大。
広告代理店の下請け脱却のために、自社の営業部隊も拡大する。
巨大産業である広告業界で、制作会社のアマナを知らない者はいない。
しかしM&Aによる買収企業の自グループへの取り込みのために、買収企業の暖簾償却で業績悪化。
今期は世界経済の落ち込みに対して、創設した営業部隊がどう立ち向かうかが勝負!
またそれを支援する、デジタルスタジオやデジタルロッカーといった先行投資がどう生きてくるか、自らの持つクリエイティブな制作力の真価も問われてくる一年となる!

3236 プロパスト (http://www.properst.co.jp/2007/jh/)

デザイナーズマンション販売会社。
その見事なまでのデザイナーズ性は私をも虜にしたが、不動産不況の影響からは逃れられず、販売不振に。
税金未納にも陥り、監理銘柄に。
回復しつつあるマンション市況の中で、どれくらいのスピードで再建を進められるかで生死が決まる!

8473 SBIホールディングス (http://www.sbifinance.jp/)

ネット証券最大手。
証券のみならず、金融全般に事業を拡大するも、金融危機直撃で業績大幅悪化。
不良債権をどこまで処理できているかは、私には未だに不明。
各国の巨大財政出動によって、市況が徐々に回復傾向にある中、北尾CEOの采配に期待。
北尾CEOは、ライブドアとニッポン放送・フジテレビの攻防戦のとき、フジテレビ側のホワイトナイト(白馬の騎士)になったことで有名。
ライブドア堀江氏が、一気に大人しくなったほどの実力者であります!

などなど。
一部ではありますが、ご紹介してみました。
面白いでしょ(笑)
企業は人間が作り上げる組織であります。
様々なストーリーがあるのです。
このストーリーに、自らの分身である資金を投入して参加するのが、「株式投資」であります!

10万円を自由に使えるとしたら、皆さんは何に使いますか? ~ 一晩、豪遊もありです!

というタイトルで本日の日記を書きましたが、「株式投資」という楽しみ方もアリだと思います。
株式投資というものは、投資をしたからといって、直接的には日本の景気を良くすることはありません。
しかしながら、企業活動が自分の資産に影響を与えるとなれば、自分自身の社会に対する行動も、違ったものになってくると思います。
国民が日本の社会経済に直接的に繋がっていることを実感し、その動向に真剣な眼差しを向けることで、私は日本社会が再び動き出すきっかけを得られるのではないかと考えております。
そうです。
働けば物質的に豊かになったあの頃の日本が、今度は金融資産という形で、再びやってくると思うのであります。

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