2009年4月24日金曜日

日本政府への提言! ~ 白川総裁の言に耳を傾けて!

「偽りの夜明け」を本当の回復と見誤らない注意必要=日銀総裁

4月24日14時27分配信 ロイター

 [東京 24日 ロイター] 白川方明日銀総裁は23日、日本がバブル崩壊後に何度か一時的な景気回復局面を経験したことを踏まえ、「偽りの夜明け」を本当の回復と見誤らないよう注意する必要性を強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090424-00000773-reu-bus_all

野村の大赤字の件でもそうでもありますが、日本ではようやくグローバルバブル崩壊の損失処理に取り掛かりつつあります。
経済が完全な上向きになるのは、グローバル経済に組み込まれた現在、欧米の損失処理が終わるまでは、期待してはいけないことだと思います。
まだ欧米の損失処理は、ほとんど始まっておりません。
世界各国の企業動向を見ながら、今後損失処理の実体経済の縮小による痛みを和らげる麻酔注射は、躊躇なく行うべきであります。
欧米の痛みは、日本の痛みともなります。
このことだけは、常に注意して欲しいと思いますよ。
それと、こちらのニュースには、大変な不安を覚えます。

麻生首相 集団的自衛権行使の解釈変更を本格検討へ

4月24日2時6分配信 産経新聞

 麻生太郎首相は23日、安倍晋三首相(当時)の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)で座長を務めた柳井俊二元駐米大使と首相官邸で会談し、集団的自衛権の行使を違憲とする現行の政府解釈について意見を聞いた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090424-00000520-san-pol

勝負事は、負けてる者の逆に張るのが、勝利の秘訣でございます。
安倍晋三がなぜ国民にそっぽを向かれたか、忘れてはいけません。
日本国民は、日本の軍事貢献には、基本的に反対でございます。
安倍晋三はただこの一点だけを持って、国民の拒絶反応を引き起こしたようなものであります。
政府のソマリア沖の海賊問題に対する対応にしても、少々強引なところが目立ちます。
この件に関しては、社民党・共産党といった左の連中も、決して自衛隊は出すなとは言っていないと思います。
両党も納得できる形での意思疎通をお願いしたいものであります。

世界経済、及び日本経済は、これから大変重要な局面を迎えると思います。
日本政府には、本題とは違うところでつまずくことのないように、お願いしたいものでありますよ。
世界恐慌を防ぎ、平和による繁栄の道筋を示すことが、日本の世界に対する最大の貢献であることを、今一度米国に伝えるべきだと思います。

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