2009年5月3日日曜日

私の注目銘柄「2402 アマナHD」への提言! ~ いかにすればハイパーグロース企業になれるか

始めに一つお知らせであります。
大和證券のインターネットIRサイトの優秀企業に580社の1社に、私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/)も選ばれていたことをお知らせいたします。
今回初めて選ばれたようであります。
http://www.daiwair.co.jp/pdf/pr090424.pdf

おそらく対象となったのは、こちらのサイトでありましょう。
http://amanaholdings.jp/index.html
受賞の参考とさせるポイントに関しては、大和證券のIRの2ページ目に書かれておりますが、これをアンチョコとせずに、閲覧者が何を求めているのかを考える姿勢だけは、絶えず持ち続けて欲しいと願いますよ(笑)

ま、しかしながら、IRだけしっかりしても、業績が駄目駄目では意味がありません。
今回は低成長産業の広告業界で、いかにすればハイパーグロース企業になれるかということを考えてみたいと思います。

私は日本古来の合戦を考えるときに、必ずと言って良いほど、勝敗が決する時には、雪崩を打って勝者の軍勢が増えていき、逆に敗者の軍勢が減少していくことに注目しているのであります。
私はもしアマナHDがハイパーグロースの状態を迎えるとしたら、このような勝負事における勝者になって、破竹勢いで軍勢が増えていく姿が、もっともイメージし易いのではないかと考えております。
日本の将棋が西洋のチェスと違って、相手の駒をとったら自分のものとして使用出来るのをイメージして欲しいと思うのであります。

アマナHDはここ数年M&Aで売上規模を急激に増加させてまいりましたが、やはりこれには限界があると思うのであります。
企業買収の相場水準が高くなってしまったらリスクは大きくなりますし、買収する資金は利益の中から確保出来でも、増加した人員を養う運転資金まで用意するとなると、これはかなりの負担になってまいります。
現にアマナHDの借入金は増えてしまいましたし、景気後退ともなれば、前年度のようにリストラせずには営業赤字となってしまうのであります。
リストラ完了後の姿を見て下さいと言われても、再構築完了し借入金返済後までの、その時間を含めて平均して考えると、売上規模の急激な増加は、実はそれほど急激なものではなかったという現実に直面するのであります。
アマナHDのM&Aに関しては、今まで持っていなかった関連スキルの取得(動画・CG)が含まれているので、必ずしも売上の増加スピードだけを見るのは間違いだとは思いますけど、数字だけ見るならば、そういうことになってしまうのであります。
また私が先日提案いたしました社内ベンチャーに関しても、社内を活気付ける大きなメリットはありますが、グループ全体の業績への影響度となると、軽微なものだと思うのであります。

私がここで提案したいのは、広告制作業務において、アマナHDが圧倒的な制作力を発揮して、同業他社がアマナHDの傘下に加わりたい、というイメージの成長は目指せないものか、ということでございます。
買収資金はゼロ、運転資金も各社自前で用意する、それでもアマナHDの傘下に入りたいと思わせることは出来ないでしょうか、と私は考えるのであります。
例えば、昨年アマナHDが開発した「スタジオ++」(http://amana.jp/#/service/CGI/studio_plus)や「デジタルロッカー」(http://amana.jp/#/service/communication_tool/degital_locker)によって、アマナHDの広告制作業務は、同業他社に対してかなり優位な立場を確保出来たと私は考えております。
ストックフォトのアマナイメージズに関しても、考え方によっては、広告制作業務に使わぬ者より、優位に進める制作ツールであります。
アマナイメージズに関しては、アマナHDだけで使用するよりは、多くの人に使ってもらった方が収益性があるということで公開しておりますけどね。
上記のような有力な広告制作ツールの開発をあと2つ3つ成し遂げるならば、私は雪崩を打ってアマナHDの傘下に入りたいと言ってくる企業が出てくるのではないかと思うのであります。
よりクリエイティブな広告制作をしたいと考える「本物のプロ」ほど、より高度な制作ツールを求めていると思うのであります。
「自分の会社より、自分の才能を生かしたい」
そういう方を受け入れることを、今後アマナHDは目指していくのが良いのではないかと、私は考えるのであります(笑)

ここで一つ、私から広告制作ツールの開発提案であります。
ストックフォトを動画仕様に修正するツールは作れないものでものでしょうか。
例えばこういうことであります。
ビデオカメラを一箇所に固定して撮影したものと、同じ場所で撮影した写真は、やはり見た目は違いますよね。
風による微妙な物の揺らぎや、日光や大気の変化というものは、3秒程度見つめるだけで感じ取ることが出来るからであります。
これをCGで自動修正するツールは作れないものでしょうか。
こういったことが出来れば、アマナイメージズのストックフォトを、ストック動画にすることが出来るのではないかと考えるのであります。
実際問題TVなどでは、画質の荒いものをハイビジョン仕様に変更する技術があります。
これはおそらく荒い目と荒い目の間に中間の色を配置する仕組みだと思うのであります。
またデジカメで人物を認識する技術なども、このツールを作るのに使えそうであります。
例えば夜空に打ち上げられる花火などは、その花火の写真を数枚用意するだけで、私は動画が作れるように思うのでありますが、いかがなものでしょうか。
日本最大のストックフォト数を持つアマナHDなら、相当数の対象物を動画仕様に買えることが出来ると、私は考えるのであります。
空気や植物、日光や人物だけでなく、もっと多くのものも、アマナHDなら動画仕様に出来ると思うのでありますよ。
これが出来れば、アマナイメージズのストックフォトは唯一無二の動画対応のストックフォトとなり、もしこの単体需要がそれほど大きく見込めないのならば、アマナHDが抱え込んでしまえば良いのであります。
ストックフォトを動画仕様で利用できる、唯一無二の広告制作会社になってしまうのであります。
多くのクリエイターがアマナグループで働きたい!と押し寄せてくるイメージに、少しは近づけるのではないでしょうか?
上記のあくまで提案であり、私の妄想でありますけどね(笑)

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