2009年5月17日日曜日

これが私の注目銘柄「2402 アマナHD」だ! ~ トップランナーの背中が見えてきた!

現在マザーズ市場の時価総額ランキングは以下のようになっております。

1位 「3632 グリー」(http://gree.jp/?action=login )
2位 「4813 ACCESS」(http://www.jp.access-company.com/ )
3位 「2121 ミクシィ」(http://mixi.jp/ )

この中で、私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/ )が比較対象として意識しなくてはならないのが、3位のミクシィであります。
時価総額の観点で言えばミクシィは時価総額652億2300万円の超有名企業であり、一方のアマナHDは16億8200万円の中小企業でありますが、企業規模や事業を営む業界は共に似た場所にあるのであります。
ミクシィがSNSミクシィにおける広告媒体で生計をたてるのに対し、アマナHDは広告制作業を営むからであります。
企業規模も実はかなり近いところにございます。
またSNS事業に関しても、アマナHDは有名な写真SNS「フォトログ」(http://fotologue.jp/ )を運営しているのでありますからね。

ミクシィ
http://profile.yahoo.co.jp/consolidate/2121
http://profile.yahoo.co.jp/independent/2121
アマナHD
http://profile.yahoo.co.jp/consolidate/2402

違うところと言えば、売上成長率・利益率・1株純資産が全然違うわけでありますが、これを今期の業績予想で見てみると、5年・10年先を見据えるならば、決して追いつき、追い越せない場所にある企業ではないのであります。

ミクシィ・22年3月期業績予想
売上高 130億円
営業利益 32億円
経常利益 32億円
当期純利益 17億円

アマナHD・21年12月期業績予想
売上高 125億円
営業利益 4億7000万円
経常利益 2億8000万円
当期純利益 1億5000万円

ミクシィはこれから、従業員の力量が試されてくるでありましょう。
時流に乗って急成長を遂げたものの、日本市場にも経済規模というものはあり、今後の成長がエレベーターやエスカレーターに乗ったような、楽をして成長するということは、出来なくなってくるからであります。
私は有名企業や大手企業に勤める従業員が、中小企業の従業員より優れているという概念は、まったく持っていないと断言するのであります。
彼らのほとんどが、運良く時流に乗った企業に入社しただけのことでございます。
アマナHDが生業とする広告制作業は、過去の例で見ると利益率は低いものの、かなり難易度が高い仕事でございます。
従業員の能力は決して低くないと、逆に高いほうだと私は感じているのであります。
時期が来れば、大きなチャンスもめぐってくるでありましょう。
中小企業、下請企業というレッテルに負けないでもらいたい。
今の仕事に全力で取り組むだけで、高度な知識や経験が得られる職場なのであります。
ありがたいことですね(笑)
そして研鑽した能力が十分に評価される、大きな飛躍を図るチャンスは必ずめぐってきます!
経営陣には、従業員の努力・能力にいつか報いるためにも、常に天下を見据えた経営を行ってもらいたいと、私は株主の1人として強く要請するのであります!

そして私は今、こんなことを考えるのであります。

戦国の世を治めた徳川家康は、桶狭間の戦いで当主・今川義元が戦死したことに乗じて独立してから、6年かけて三河の国を平定しております。
しかしその後は強大な武田家に阻まれて、ほとんど領国を増やせていないのであります。
本能寺の変が起こる頃には、関東では北条氏がその約半分を治め、四国では長曾我部氏がその統一を目前とし、九州では島津氏が九州統一に向けて快進撃を始めていたときに、織田家の同盟国でありながら、徳川家はほとんど領国を増やせていないのであります。
しかしながら家康は、決して地方の大名より自国が劣っているとは思っていなかったでしょうね。
その証拠に、柴田勝家を破り、織田信長の後継者となってその領国のほとんどを手中にした羽柴秀吉に、何ら臆することなく、戦いを挑んだのでありますね。
秀吉亡き後、家康は家臣団に突き押されて天下取りに動いたという説があります。
自らの野心で天下取りに動いたのではないと言いたかったのでありましょう。
下克上の世を終わらせるためには、それも必要なことだとは思います。
しかし家康の心の内を知る者は、家康のみであります(笑)

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