2009年5月13日水曜日

日本政府への提言! ~ ロシアの友人になろう!

私が今朝、最も注目したニュースはこれだ!

日露首脳共同会見要旨

5月13日7時58分配信 産経新聞

 麻生太郎首相 プーチン首相の訪日は日露関係を高い次元に引き上げる上で重要な一歩になった。アジア太平洋における日露の互恵的な協力は、この地域の発展に大きく貢献し得る。北方領土問題について現状から抜け出すため、双方が受け入れ可能な方策を模索する作業を加速することなどで一致した。プーチン首相は大統領時代を通じ、日露間の障害を取り除くべく努力されてきた。互恵的な協力の進展とともに、領土問題というトゲを取り除くことができれば、真のパートナーとしての関係を構築することが可能になる。

 プーチン露首相 多面的な露日関係を発展させるために交渉は有意義だった。(北方領土問題は)解決に向け世論を大事にしなければならない。私たちは経済交流を拡大するために平和条約を締結するのではなく、平和条約を締結するために経済交流を発展させようとしている。この問題を話し合う用意がある。麻生首相とメドベージェフ大統領は、イタリアのG8サミットの際に個別会合を行う。その会合で、あらゆるオプションが話し合われることになる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000126-san-int

人はみんな寂しがり屋であります。
ロシアは特に寂しがり屋であります。

私はロシアという国を考えるとき、地理的なポジションをまず思い浮かべる必要があると思うのであります。
ロシアは欧州の外れにあり、アジアの外れにあるという、常に仲間外れになりかねない地理的ポジションにあるのであります。
ロシアが北方4島を手放そうとしない理由も、アジアにおける影響力を日本を通して得たいと考えているからだと、私は考えているのであります。
私は日本はロシアに対して、そうではないんだよ、北方4島を日本に返すことが、ロシアがよりアジアの一員となる最良の方法なのだということを、きちんと伝えるべきだと思うのであります。

学校の先生よりも、血の繋がった兄弟よりも、友人を必要とする時期がございます。
自我に目覚め、自分の夢を社会の中でかなえようという青年期には、友人の存在が誰よりも必要なのであります。

我々には夢があります。
今だこの夢は、十分にはかなえられておりません!


前略・・・
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

(日本国憲法、前文より一部抜粋)

国際社会に置いて、武力に頼ることなくこの夢を実現するために、日本にはロシアという友人が必要であります。
日本政府には、そのことをきちんとロシアに伝えてもらいたいのであります。
と同時に、ロシアに対しても訊ねてもらいたいのであります。
君の夢は何だい?と。
友人なのですからね(笑)

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