2009年3月3日火曜日

日本政府への提言! ~ 誰も語らない、日本の10年後

こちらのニュースが気になるところではありますが、これは捜査の行方を見守るしかありません。

民主・小沢代表の公設第一秘書を逮捕…東京地検

3月3日17時29分配信 読売新聞

 準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)が、OBを代表にした二つの政治団体を隠れみのに、国会議員らに企業献金をしていた問題で、東京地検特捜部は3日、小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で、小沢氏の大久保隆規・公設第1秘書を、政治資金規正法違反容疑で逮捕した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090303-00000743-yom-soci

自民党の陰謀だとか、そういう話ではないと思います。

個人的には、小沢代表の発言で気になっていたことが一つあります。
米国と中国が友好関係を保っているのに、どちらかにぶれた発言をすることは、余計な緊張感を生み出すことにもつながりかねないと感じていたのであります。
また米国の軍事力を軽視することが日本の国益になるのか、という疑問もありました。
私は自衛力は「ぎりぎり」では意味がないと考えております。
余裕があるから経済活動に専念出来るのだと、考えております。
そういう点で、小沢代表の考え方には賛同出来ずにいたのであります。

わが国は、米ソ冷戦の中で、米国の内政国として、飛躍的な繁栄を遂げました。
そしてソビエト連邦が解体される数年前に日本のバブルが弾けたのも、決して偶然ではないと思っております。
日本は米ソ冷戦における、大きな役目を終えていたのでございます。

しかしながら、再び日本は大きな脚光を浴びようとしています。
中国の台頭でございます。
日本はこのチャンスを逃すわけには行きません。
両国の対立を防ぐ役目として、平和と繁栄を享受するチャンスが生まれているのでございますからね。

人類が絶対にやってはいけないことは二つあると思います。
一つは地球を破壊すること。
一つは生命を断ち切ること。
核兵器の使用を呼び起こしかねない軍事的緊張や、地球環境問題を無視した産業の成長は、これは必ず神の意思で阻止されると、私は考えております。
わが国はこの問題に取り組む立場を与えられた国家であります。
正しい道を探ることで、平和と繁栄を享受することが出来ると、私は考えるのでありますよ。

しかし平和と繁栄は、外交的な問題だけに取り組めば得られるものではないのであります。
わが国の10年後を、考えたことはございますでしょうか?
少子高齢化社会だけが問題視されておりますが、実はこのままいくと、もっと大きな問題に直面することになると思います。

絶望

人生に置いて、これほど人間を狂わせるものはございません。
私は問いたいのであります。
団塊ジュニア世代の人間は、人生において楽しいことはあったのでしょうか?
全ての人間が不幸だったとは言いません。
ただ考えなければならないのは、大多数の人がどうだったかということであります。
就職はバブル崩壊後の氷河期に当たり、運良く就職できた者も企業による若者の使い捨てで、多くの者が非正規雇用になったと思います。
そして今回の金融危機で、再び彼らは切り捨てられてしまったのであります。
10年後、自らの人生が50に届くときに、一体何を思うのでしょうか。
どんな好景気が来ても、自分が報われることはもう絶対無い。
そういう思いは、今現在でもあるのではないでしょうか。
人心の荒廃は、わが国を破滅へと導くことでしょう。
食い止めるとしたら、これからの3年が最後のチャンスであります。

政府及び企業は、全力で団塊ジュニア世代の正規雇用対策に取り組むべきであります。
さもなくば、10年後、政府及び企業は存在することを否定されると思いますよ。
ちなみに団塊世代への高齢者福祉など、その時はあろうはずがありません(笑)

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