2009年3月10日火曜日

拝啓、与謝野財務相への提言! ~ 株価対策はこれで決まりだ!

株価そのものへの対策は技術的に難しい、などと言わないでくださいな。
要は、売り崩している方が困ることをすれば宜しいのでございます(笑)
どういうことをすれば相手が困るか、そのことが本日の日経新聞、一目均衡のコラム(論説委員・前田昌孝さん著)で、書かれておりましたよ。
ご覧になられましたか?

私はニュースや論説を読む時に最初にすることは、書き手はどういう立場にあるかということを読み解くことであります。
今回の日経新聞、一目均衡のコラムでは、それがすぐにわかりました。
ドルコスト平均法をする者は皆含み損と書かれていたからであります。
投資とは、今あるカネを将来の収益のために一時的に手放す行為であります。
投資をするということは、含み損を抱えて将来の収益を求める行為であるというのに、これは何と意味不明のコラムなのかなと思ったのであります。
つまりこれは、売り手の立場に立ったコラムだなと(笑)

この方のコラムの最後の方に、株安傾向を止める方法が書かれておりました。
これを逆さにして、参考にすれば宜しいかと思いますよ(笑)

株式持合いの禁止(はしない)
投資信託運用会社と販売会社の完全分離(の禁止)
公平情報開示規則の制定(はしない)
銀行の証券子会社の業務制限(はしない)
日本版SECの成立(の禁止)
証券税制の簡素化(もしない)

要は、株価を売り崩している方は、株価を下げれば保有株を投げざるを得ない立場にある者がいることを知っているから、株価を下げてくるのであります。
もしこれが、いくら株価を売り崩しても、安値で買い戻せるという期待がなければ、はたして日本株を手放してくるものでしょうか?
売り方のくも糸を断ち切ってあげることが、私は最高の株価対策になるかと思いますけどね?(笑)

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