2009年2月24日火曜日

私の注目銘柄「2402 アマナHD」への提言! ~ インタラクティブ!

良い報告よりは、悪い報告の方が優先順位は高くすべきでしょうから、今日最初の日記は、昨日の午後7時過ぎのNHKのニュースから取り上げたいと思います。
この中で、広告業界のTV-CM制作について、とある企業が取り上げられていたのでございます。
「2402 アマナHD」(http://amana.jp/ )にお勤めの方で、ご覧になった方はおられますでしょうか?
私が見た時は、はっきり言いまして、アマナHDにとってバッドニュースだと思いました。
取り上げられていたのは、こちらの企業であります。
http://filmo.tv/

何でもこの企業は、企業のTV-CM制作を100万円程度で請け負って、2万人いる一般会員に2000円~10数万円の報酬で、広告を作らせてしまうとのことでございました(ニュースのうろ覚えなので、間違ってたらすみません)。
企業からの依頼は殺到しているとのことでした。
さすがに1本100万円では、通常の制作会社はやってられないと思います。
これは私の注目銘柄ピンチ!と、昨夜は頭を悩ませてしまったのであります。

ま、よくよく考えると、最低報酬は2000円ですので、出来ることには限りがあります。
ただざっと上記のサイトを見てみましたが、なかなかレベルは高いものもあるというのが、私の感想でございます。
アマナHDのTV-CM制作受注が振るわないのは、もしかしたら、こういう企業に仕事を取られまくってはいやしないですかね?
一考してみる必要はありそうでありますよ。

個人的にはですけどね、TV-CMというのは、やはりそれなりに金をかけなければ営業効果は出ないものだと思っております。
どんなに優れたTV-CMを作るよりも、タレントなどの知名度を利用して未開拓の商品ユーザーに訴える方がずっと効果はあると、私は考えております。
なぜならTV視聴者は多くても、所詮CMですから、TV-CMを意識してみようという方は多くはないのであります。
つまり広告とは、それ自体がどんなに優れたものであっても、営業効果は本格的なマーケティング戦略抜きには成り立たないものであると、私は考えているのであります。
ただ既存の商品ユーザーには、出来良いCMが流れることで、ブランディング効果は発揮できるのかなとは思います。

恐らくですけど、上記のサイトには、セミプロが何名もいることでしょう。
ただ上記のサイトでは飯は食えるわけありません。
彼らは趣味としてTV-CMを作るのではなく、上記のサイトでの実績を元に、職に就きたいと考えているのではないでしょうか。
TV-CM制作業界にとっては、彼らの安請け合いは迷惑な話でありますが、ウェブ2.0時代ですから、上記のような企業が登場してくるのは必然であったとも言えます。
対策は考えるべきだと思いますね!

個人的にはですけどね、アマナHDさんには、そろそろただの広告制作会社からは脱皮してもらいたいと思っているのでありますよ。
いかにすれば企業の商品を一人でも多くの消費者に関心を持ってもらえるかという、マーケティングを考えた上で、広告制作に取り組む企業になってもらいたいのであります。
今のアマナHDの企業規模を十分に生かすには、ベンチャーには真似できないこのやり方が、一番有効だと思うのであります。

上記のようなサイトが今後どれだけ優秀な作品を作り続けるのかは、注視が必要だと思います。
おそらく数年で、会員側が挫折するとは思いますけどね(笑)

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