2009年2月28日土曜日

賃貸不動産業界への提言! ~ 日本経済復活に一肌脱ごう!

私は日本経済の最大の問題は、不動産利用が十分に成されていないことだと思っております。
つまり、賃金が低すぎて独立出来ない若者や職場から遠い場所にマイホームを立てた人の職場近くのセカンド住居ニーズがあり、未使用不動産がたくさんあるにも関わらず、家賃設定が高くて借りることが出来ないことが、最大の問題だと思っております。
派遣労働者が職を失うと同時に住居を失ったり、若者が潜在的なホームレス状態であったり、マイホームパパが長時間通勤で過労死状態になってしまっております。

私は実質家賃ゼロ物件を大々的に売り込むべきだと思います。
つまり管理費・修繕費のみの家賃で、アパートやマンションを貸し出すのであります。
そんな家主がいないと言うのでしたら、説得すべきであります。
「この経済状況下では、不動産は資産ではなく負債です。
景気が良かった1年前でも買り手はいなかったでしょう!
管理費・修繕費だけでも、回収した方が良いのではないですか?」
これがセールストークであります。
しかも不動産業者の収入となる紹介料も、借り手ではなく、家主の管理費・修繕費から差っ引くべきであります。
家賃ゼロでも管理費・修繕費が回収できないとなれば、実質家賃ゼロ物件はわんさと出てくることでしょう(笑)

余剰物件がなくならないことには、借り手だって馬鹿ではないのですから、「安く貸さないのなら借りない!」となってしまいます。
今のままでは、不動産需要は永久に下落トレンドであります。
本格的な不動産需要の回復は、余剰物件が家賃ゼロ政策で本当になくなった、その後であります。
巨大な不動産需要が発生すると思いますけどね?

国民がもう一つの住居を持つことにより、数多くの消費需要が生まれます。
経済効果は計り知れないと思うのでありますよ。
不動産業界だって、若者が自活する楽しさを知り、サラリーマンの通勤時間が減ることは、大きな需要喚起になることと思います。

実質家賃ゼロ物件の普及、ぜひお願いしたいものであります。

0 件のコメント:

コメントを投稿