2009年2月9日月曜日

百年に一度の奇跡! ~ 株式投資の面白さがここにある!

株式市場というものは、ある種不思議な世界でありまして、現実とは違うのに、現実でもある世界でございます。
株式市場において、時価総額という指標がございます。
企業の株価×発行済株式数が時価総額として、企業価値を表わすわけであります。
例えば、私の注目銘柄「2402 アマナHD」(http://amana.jp/)の本日の時価総額は、11億9千万円であります。
これを現実社会で考えて見ますと、1億円の現金を持つ方が12人集まれば、それだけで「2402 アマナHD」より、市場価値があるのでございます。

私は某自動車メーカーの工場の側をたまに散歩するのでありますが、そこでは広大な敷地と、塀の向こうににょっきりと生える植木が数え切れないほど何本も見えるのでございます。
私は考えるのでございます。
例えば、この植木1本を個人で所有しようと思ったら、一体いくらかかるのだろうかと。
この某自動車メーカーは、土地も安いときに買っているでありましょうから、この資産価値はほぼ0円に等しいはずであります。
しかしその実態は、土地代、植木代、植林代合わせたら、数十万円になるでありましょう。
とても個人で所有できるものではございません。
私の財力では、この企業の植木一本も買えないのでございます。

例えば、【6779】日本電波工業(株)という企業がございます。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6779.t
私、この企業に就職の面接で落とされたことがあります。
たくさんの応募者がおりまして、最終面接まで行きましたが、やはり駄目でした(笑)
りっぱな企業でございますよ。
私のような人間には、届かぬ夢だったのでございます。
しかしですよ。
こんな私でも、約13万円を出してこの企業の株を100株買えば、この企業の20万7579分の1の所有者になれるわけであります。
水晶デバイス専業で世界第2位、従業員数・連6,080名の大企業の2万757分の1の所有者になれるわけであります。

今、日本の株式市場は、PBR1倍割れ企業が続出しております。
PBR1倍でさえ、実態は過小評価された数字であるのに、それ以下の水準に企業の株価は落ち込んでいるのでございます。
私はこの異常事態は、いつか暴発すると思っております。
パソコンのモニターからは、日本経済の大きさは見えやしないのであります。
しかしそんなことより何よりも、今の日本の株価水準は大変面白い状態であるということを、私は多くの方に知っていただきたいのでありますよ(笑)

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