2009年2月10日火曜日

勝ち組企業の条件! ~ この記事は珍しく正しいと思った(笑)

一般的に、ニュース記事で書かれた銘柄は、その後業績が悪化するハメコミ銘柄であることが多いのですが、今回の記事は、私は間違ってはいないと思ったのでありますよ。

独自性・低価格で最高益 カカクコムなど71社 09年3月期

2月10日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ


 世界的な不況の影響で東証1部上場企業でも2009年3月期の業績予想で下方修正や赤字転落が相次ぐ一方で、過去最高益を更新する企業も9%近くに達する見通しであることが9日、新光総合研究所の調べで分かった。輸出に依存しない内需関連企業が中心で、特に「独自性」「圧倒的なシェア」「低価格」などの事業戦略を前面に出した企業の健闘が目立つ。

 新光総研が、東証1部上場の3月期決算企業のうち、過去5期以上の財務データが取得可能な時価総額500億円超で、6日までに08年10~12月期決算を発表した796社(金融を除く)を調査した。それによると、通期の経常利益が過去最高になると予想した企業は71社で、全体の8.9%だった。

 過去最高益を予想する業種の中心は内需関連で、圧倒的な市場シェアを占有または独自戦略を打ち出している情報・通信や小売業が目立つ。

 インターネット価格比較サービスのカカクコムや外食関連ネット情報サービスの「ぐるなび」は「業界でも競合が存在せず、外部環境の影響を受けにくい」(新光総研の稲垣智博クオンツアナリスト)ことが収益上の強みとなっている。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドも、類似のアミューズメント施設がないうえ、25周年という節目のイベントが好評。入園者数が2710万人と、過去最高の見通しになることが利益を押し上げる。

 小売りでは、低価格ながら付加価値の高さを売り物にした企業が伸びている。例えば、うどんチェーン「丸亀製麺(せいめん)」を展開するトリドールは、客単価が500円を切る中で、店内で麺打ちすることで付加価値を高める戦略が奏功。「手作りとお得感から、他のファストフード店やコンビニに対抗できた」(総務部)としている。

 08年12月期決算を終えた日本マクドナルドホールディングスも低価格のバリューメニューにより、縮む外食市場の中で顧客を引き付け、最高益を達成した。サントリーもビール市場の縮小が続くが、低価格の第3のビール「金麦」のヒットなどが寄与し、経常利益で過去最高を更新した。「競合他社にない独自戦略を打ち出すことで顧客の支持を受けている企業が、厳しい環境下でも利益を出している」(稲垣氏)という意味で、最高益企業の視点は今後の成長戦略に不可欠といえそうだ。

(阿部賢一郎)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000024-fsi-ind


ただしであります。
カカクコムやぐるなびは、参入障壁はそれほど高くはありません。
儲かるとわかれば、大手企業も手を出してくる可能性はありますので、注意は必要ですよ。
それに上場からあまり時間がたっていないので、ちょっとしたことで高値掴みになる可能性は十分にあります。
業績が悪化し、株価が低迷したときに、企業に立ち直る力があるか、それを見極めてからでないと、長期投資家の私には買えません。
またトリドールに関しては、チャートを見ると、株はちょっと買い難いですね(笑)
外食や小売は、成長力は大きいのですが、成長を終えたときに事業が急降下することがよくあります。
店舗を増やすことで売上を伸ばしているからで、これが止まると既存店の売り上げ増しかなくなるわけであります。
これが難しい。
大抵の企業はそうそうヒット商品など作れませんから、経営者の拡大路線だけが膨張して破裂し、そこでオシマイとなるわけであります。
トリドールの今後の既存店における商品開発に対するスタンスを見極めてからでも、株を買うのは遅くはないかもしれません(笑)
サントリー、オリエンタルランド、マクドナルドに関しては、ま、長期で持てば損はないと思います。

そして私の注目銘柄「2402 アマナHD」は、業績が下降し株価も底値近辺であります。
ここで立ち直る力があるかどうか、いよいよ見極めの時期に来ていると思いますよ。
ま、私から言わせれば、20年以上も続く企業でありますから、答えは出ているのでありますけどね(笑)
しかしそうは言っても、私は辛うじて生き延びる企業の株が欲しいのではありません!
独自性・低価格、これは私の注目銘柄「2402 アマナHD」にも求められているのであります。
さて、アマナHDは広告制作会社であり、かつハイクオリティーを提供する会社であります。
実は独自性・低価格というものを、提供しづらい企業なのであります。
なぜなら独自性に関しては、広告制作会社は基本的にクリエイティブを生業とする業界でありますから、どの企業も独自性の塊であり、アマナだけ独自性であるということはすなわち自惚れになります(笑)
また低価格に関しては、一点ものに対して創造性を求められるために、これもなかなか応え難い部分ではあります。
安い広告いくらたくさん出しても、効果がなければ意味がありませんからね(笑)

そんな中でも私の注目銘柄「2402 アマナHD」(http://amana.jp/)は、独自性・低価格を実現するために、技術革新を持ってそのニーズに応えようとしているのであります!

☆商品撮影のための業務フローを大幅に短縮した「スタジオ++」
http://amana.jp/#/service/CGI/studio_plus

☆業界初の女性の視点による撮影取材を組織化した「撮影隊」
http://www.satsueitai.com/index.html

☆国内最大のストックフォトサイト「アマナイメージズ」
http://amanaimages.com/indexTop.aspx

これが私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」なのであります!

0 件のコメント:

コメントを投稿