2009年2月4日水曜日

史上最大の大決戦!正義は勝つのか! ~ CCI株主 VS 大株主・電通

当たり前と言えば当たり前ですが、本日もストップ高でございますね。
何が起きているかは、こちらのニュースをご覧くださいな。

電通、ネット広告会社の全株取得=TOBで120億円

1月30日20時2分配信 時事通信

「4324 電通」は30日、インターネット広告を手掛ける連結子会社の「4788 サイバー・コミュニケーションズ に対し、TOB(株式公開買い付け)を行い、完全子会社化すると発表した。TOBの期間は2月2日から3月16日まで。電通は現在サイバーに約47.5%を出資しており、残りの全株式を約120億円で買い取る。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000201-jij-biz

何が問題かと言えば、TOBの価格が安すぎることが問題になっているのであります。
今をときめくネット広告代理店が、不振な業績低迷を繰り返して株価を下落させ、TOBされてしまうのでありますからね。
これでは子会社を上場させた後、高値で株を売りさばいて、再び安値で買い戻すために業績を悪化させたのではないかと、勘ぐられても仕方ありません。
こんなことがまかり通るならば、日本の証券取引はオシマイであるというのが、大方の見解のようであります。

私もこのTOBは明らかに安すぎると思います。
この会社の価値は少なく見ても、TOB価格の5~10倍はあるかと思ってます。
もちろん電通もそんなことはわかっているでありましょう。
少しでも安く買い戻すために、一度仕掛けてくるかも知れませんね。
どこかで売りをぶつけて株価を寄らせ、売り崩すのでございます。
これを誰かが買いきることが出来るかどうか、もしくは惑わされずに株主が長期保有することが出来るかどうかが、勝負の分かれ目になるように思います。

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